オプティアム・ミュージアム・アクリル®


映り込み防止、保存グレードのUVカットアクリル

オプティアム・ミュージアム・アクリル®は厳格な基準を満たした保存額装用のUVカットアクリルです。
丈夫で強度のあるこの商品は、トゥルービューの特許技術で製造されています。
紫外線を遮断するアクリル板に原子レベルで固着するマグネトロン・スパッターの表面コーティングは、 映り込みがなく、静電気を帯びません。経年による劣化や酸化がないため、保護効果が長期間持続します。

スペック情報

  • 3mm、4.5mm、6mmの3種の厚みがあります(3mmと4.5mmは日本国内に常時在庫、6mmは取り寄せ品となります)。
  • 映り込み防止コーティングが作品鑑賞の妨げとなる反射を劇的に減らし、作品に最高の見栄えを提供します。90度の角度で見たときの光の反射率は1.6%未満です。
  • 帯電防止処理により、静電気の帯びにくさはガラス以上で、通常のアクリルと比較すると2000倍にもなります。定着力の弱い描画材を使った作品にも安心して使用することができ、埃を呼ばないので掃除の回数が少なくてすみます。
  • 通常のアクリルの20倍の表面強度があり、低反射ガラスと同じように頻繁に拭いても表面に細かい傷が付く心配がありません。輸送や期間展示に繰り返し利用することができます。
  • 300-380nmの有害紫外線を99%まで紫外線を遮断するので、紫外線に弱い作品でも展示が可能になります。
  • ガラスの半分の重量で、大型作品の額装やディスプレー・ケースに最適です。
  • 3mm厚と4.5mm厚は通常のアクリルと同様の方法でカットすることができます。
  • 他のトゥルービューのガラス商品と同じく、アンモニアを含まない洗剤を拭き掃除に使うことができます。
  • 割れても粉々にならず、熱の遮断効果があり、帯電しにくいので、作品を物理的にも安全に保護する展示環境を提供します。

用途

  • まるでアクリルが入っていないかのような見栄えで、あらゆる作品の色彩、明度、コントラストを美しく見せます。シャドーボックス(立体額装)にも最適です。
  • 価値ある証書や一点ものの芸術作品を、紫外線によるダメージや褪色から保護します。
  • 大型作品の額装や、パステル、木炭など固着力の弱い描画材を使った作品の展示に安心してお使いいただけます。
  • 軽量で、割れても粉々に飛び散らず、静電気を帯びにくいグレージングが必要とされる保存額装全般に。

取り扱いと手入れ

手入れに使用するもの
  • マイクロファイバー製の布2枚…1枚は乾拭き用、もう1枚は水拭き用にします。
    布を洗濯する際は、柔軟剤は使わないでください。
  • イソプロピル・アルコール
  • 精製水
  • 手袋(必要に応じて)
水拭き
  • 精製水とイソプロピルアルコールを1:1で混ぜます。
  • 水とアルコールを混ぜたものをマイクロファイバー製の布にスプレーします。
  • 布でアクリルの表面を拭きます。
  • 必要に応じて乾いた布で更に拭きます。
乾拭き
  • 指紋などがついて汚れた箇所を乾いたマイクロファイバー製の布で円を描くように拭きます。
その他の清掃法
  • アンモニアを含まないガラス用クリーナーを使ってオプティアムを拭くこともできます。
  • 研磨剤の入ったアクリル用クリーナーは使用しないでください。
オプション
  • 精製水に洗剤を2、3滴垂らします。
  • マイクロファイバー製の布を使ってオプティアムの表面を拭きます。
  • 洗剤が残ることのないよう、精製水でしっかりすすぎ、別の乾いたマイクロファイバー製の布で水分を拭き取ります。
擦り傷の処理
  • 擦り傷を消すために、手作業やバフを使った研磨は行わないでください。表面のコーティングにダメージを与えてしまいます。
  • 表面強化処理によって、小さな擦り傷はつきにくくなっていますが、大きな力がかかると傷がつきます。
  • 固いものが当たったりしてできた深い傷は直すことができません。
カット
  • 表面保護用のマスキングシートをつけたままカットしてください。
  • 3mm厚と4.5mm厚は通常のアクリルと同様に、マルチマテリアル・カッターで表面に数回浅くカット線を入れてその線で折る方法で切ることができます。
  • 6mm厚以上のオプティアムは、パワー・ソーやアクリルのカット専用の鋸刃を使って加工します。
  • オプティアムはレーザーではカットできません。高温によりひびが入ったり表面のコーティングが剥がれたりする恐れがあります。
輸送
  • 額装した状態のものを立てて輸送する場合、アクリルがたわんで作品表面にぶつかったり擦れたりすることがないように処置してください。
  • アクリルを使って額装した作品は、輸送時にフィルム/ガラス・スキンを要しません。
  • 輸送後、展示開始まで24時間は置いて、アクリルと額をその環境に馴染ませてください。結露が生じると表面のコーティングに水滴の跡が残ることがあります。
保管
  • 結露の発生しやすい場所を避けて保管してください。
  • 2プライのラグボードか中性紙をオプティアムとオプティアムの間に挟んで保管します。間紙は繰り返し使用して構いません。
  • 立てて保管する場合は、およそ10度の角度で立てかけると反りを防ぐことができます。
  • 表面保護のためのマスキングシートに長時間直射日光を当てないでください。また、オプティアムを長時間屋外に放置しないでください。
  • 寝かせて保管する場合は、シートサイズの大きい順に下から積み重ねてください。小さなシートの上に大きなシートを重ねると反りの原因となります。
  • アクリル板はラジエーターや蒸気管など高い熱を発するものの近くや、直射日光下に保管しないでください。アクリルは、非常に高温になると柔らかくなったり溶けたりします。
  • アクリル板は空調管理された場所に保管する必要はありませんが、長期保管する場合は表面保護のためのマスキングシートを剥がし、中性紙を間に挟んでおくことをお勧めします(但し、カットはマスキングシートが付いた状態で行う必要がありますのでご注意ください)。
  • アクリル板は標準的な美術館内の環境下や、通常の倉庫内の気温下では変質するような影響は受けず、輸送・保管中の気温変動もマイナス34度からプラス74度までは耐えられます。
  • 額装した状態で保管する際は、アクリル板が膨張、収縮する性質を持っていることを理解し、そのサイズの変化に対応できるような方法で額装してください。