COLUMN2020.12.28 UP

額縁屋さんの「フレームのある生活」 | 16

番外編 本社ショールーム紹介

東京都港区の本社、神奈川県藤沢市の工房、福岡県北九州市の倉庫を、2020年初めに統合する形で、神奈川県大和市へ移転してきました。
最寄り駅は小田急江ノ島線の桜ヶ丘です。
地名の通り、会社の裏手にある川沿いの千本桜は、地域の桜の名所として愛されています(写真は今年4月に撮影したもの)。

ショールームのメインは額縁店を模したコーナーです。
「額装デザイン提案によるお客様の購買体験をより理想的なものにできる」と欧米の額縁小売店で主流になっているアイランドカウンター(デザインカウンターが独立していて、お客様とスタッフが自由にその周りを動ける。カウンター周りにサンプルを展示することで、スタッフだけでなくお客様もサンプルを手に取って見やすくなる)を作りました。

このデザインカウンター、実は4台のキャビネットを組み合わせた上に化粧板を入れたフレームを乗せて作ったものです。キャビネットを利用することによって、収納スペースを確保することができて便利です。

額装コーディネートをしているのは、2021年初めにコラボ予定のクリエイター、KANASGY様の作品です。
WEB : https://silentroom.wixsite.com/official/kanasgy
Instagram : https://www.instagram.com/kanasgy/

個展の取材記事を今後当社ウェブコラムでご紹介する予定ですが、ここで少しだけお見せしています。

コーナーサンプルはまだ全種展示しきれていません。
今後はキオスクも設置して在庫品以外にグループの海外拠点で扱っているものも展示する計画です。

デザインカウンターの上にはペンダントライトを配しました。居心地の良い接客スペースをつくるには、照明にも気を遣う必要があります。ライトの配線を隠すためにフレームを取り付けていますが、今後更にフレームを追加してデザインに変化を持たせる予定です。

ショールームはまだ発展途上なので、また改めてご紹介します。

 

次回は営業部、諏訪さんのご自宅を紹介します。
美大出身でアートに精通している諏訪さんは、奥さんとお子さん2人の4人家族。どんな「フレームのある生活」を送っているのでしょうか。お楽しみに!