COLUMN2020.05.25 UP

額縁屋さんの「フレームのある生活」 | 09

額縁メーカー企画スタッフが提案する「フレームのある生活」への模様替えのすすめ-後編

額縁メーカー企画スタッフが提案する「フレームのある生活」への模様替えのすすめ-後編は、企画部座間さんの客間模様替えの様子を、装飾前・装飾後の比較をしながらセルフレポート形式でお届けします。今回は鏡の壁掛けに、重量のあるフレームを石膏ボードの中空壁にしっかり固定できる「ハングマン・アパートメントハンガー」を利用したので、その取り付け方も動画でお見せします。

6畳程度の客間は母が泊まりにくるときなどに使っていて、今は夫の在宅勤務部屋のようになっています。
必要な家具だけ揃えただけで殺風景なこの部屋を、今回の企画を利用して居心地良く変えたいと思います。

まず取り付けるのは細長い姿見です。ミラーは重量があるので壁に掛ける際は耐荷重の高い取り付け金具を使います。
絵や写真を入れた額は見映えの良い好みの位置に飾れば良いのですが、実用品のミラーは使いやすい位置を選んで取り付けることが肝心です。見た目のバランス的には壁の中央あたりが良いのですが、そこだと本棚が邪魔でミラーの正面に立てないので、右寄りの位置に決めました。位置決めしたら、ミラーの幅に合わせて切ったマスキングテープを壁に貼り、金具取り付け位置の目印にします。

この一角をパウダースペース的に整えることにして、ドア横の壁に姿見、本棚の上にメイクアップ用のミラーを、座ったときに見やすい高さに取り付けていきます。本棚の上にメイク道具を置いて、その前に椅子を持ってくれば、鏡台のように使えます。

 

額縁の飾り方 – ハングマン

ミラー周りにもポスター額装品、ポストカードを入れたフォトフレーム、手描きタイルなどを掛け、本棚にもポストカード入りフォトフレームを置いて飾りました。

 

 

鏡は顔や姿を映す実用性だけでなく、周りの風景を映して空間に広がりを与えてくれます。このように狭い空間での利用は特に効果的です。

ベッド周りは今回、ベッドサイドの棚の上にフレームを1枚だけ飾りました。寝るときに頭上になる位置、更にエアコンの風の影響で温度湿度の変化が大きい位置であることがその理由です。フレーム本体の木材や付属するアクリルなど、材料の膨張収縮が懸念される場所はなるべく避けたいものです。


Before


After

ベッドの向かい側の壁には時計と2点の額装品を掛け、棚の上にもミニフレームと花器を並べました。正方形のフレームは額装用のマットボードを何層にも重ねてアートのように仕立てたもので、結婚祝いにと同僚が作ってプレゼントしてくれた思い出の品です。


Before


After

今回は少しずつ買い足して集まったフレーム群を飾ることにしたので、デザインやテイストはばらばらでした。そこで、相性の良さそうなものをグループ分けすることからレイアウト計画を始めました。壁は窓やドアなどで区切られているので、その境界までを一区画とし、グループにしたフレームをそこに入れ込むように個々の位置を決めました。完璧に統一されたデザインにはなりませんが、室内での立ち位置によって様々なアートやフレームが目に入り、これはこれで楽しい仕上がりになったと思います。

次回は、工房でカスタムフレームのカットを担当している守河さんの「フレームのある生活」をご紹介します。
お楽しみに!