COLUMN2021.01.29 UP

額縁屋さんの「フレームのある生活」 | 17

美大卒営業スタッフのアートに囲まれた「フレームのある生活」

主に東京と北海道のお得意様を担当している営業スタッフの諏訪さんは、奥様とお子さん2人の4人家族で神奈川県に住んでいます。

諏訪さんは美大出身で、卒業後は作家活動もされていたそうです。諏訪さんと家族が暮らすご自宅は、諏訪さんのアーティストとしての顔が見えるようなお住まいです。

共有の収納部屋を憩いのスペースに

飾られている作品は全てご自身で描かれたものですか?

「在学中に描いた作品を中心に、好きな作家のポストカードなども額装して飾っています。3畳ほどの家族共有の収納スペースの壁をギャラリーのようにして、自由に飾って楽しんでいます。」

力強い裸婦の木炭画ですね。諏訪さんの他の作品とは少しテイストが違う印象を受けます。

「美大の予備校時代に描いたものです。自分の転機となった作品は額装して飾ろうと思っていて、これもその一つです。規格縁のウェンディⅡの全紙サイズに、幅5cmのマットボードを使ってシンプルに額装しました。」

紙の質感と、あたたかみのある木炭画の雰囲気が茶のフレームによく合っています。既成の額縁を使ってもマット幅とフレーム幅のバランスが良いので、まるで誂えたもののようですね。

「ペンギンは在学中に遊び心で作った作品です。シルクスクリーンで製作しました。抽象画は最終的に行き着いたテーマで、黄色の作品はその原点ともいえるものです。」

諏訪さんの作品はSNS投稿でもご紹介しました。

このフレームに飾られているのは、魚の写真ですか?

「趣味でフライフィッシングをするのですが、魚が釣れるとよく写真を撮ります。それを記録として残したいと思ったので、釣れたヤマメやイワナの写真と一緒にフライも額に納めました。マットボードに複数の窓を開けることで、フライのような立体物も写真とまとめてひとつのフレームに飾ることができ、日付や場所などの情報も書き込むことができるので良い記念になります。飾っておけば、目に入る度にその時の楽しい気持ちを思い出せます。」

ドイツの画家、ゲルハルト・リヒターのポストカード額装。小さなポストカードでも、装飾的な太幅のフレームに入れると豪華になります。

作品を引き立たせるための額装

白い壁にアートの青と黒の色彩が映えて、さわやかな印象です。

「知人からいただいた絵を、A-10229で額装しました。白い壁に白のフレームを組み合わせて、絵をより引き立たせるようにしました。白、青、黒の対比が気に入っています」

アクリルボックスに入っているのはキャンバス作品ですか?よく見ると繊細なグラデーションが描かれていることに気付き、引き込まれます。

「油彩画です。アクリルボックスは作品の側面を隠さず見せられるので、この作品のためにオーダーしました。知人からいただいた絵と一緒に玄関に飾っていて、『壁の白に対しての作品の青』を意識した空間をつくりました。」

 

家族の共有スペースや、目に触れる機会の多い玄関スペースに、こだわりを持ってアートを飾られているのが分かります。作品をより引き立たせるためのいろいろな額装のアイディアが、とても参考になります。

白い壁に白のフレームで額装したアートを飾るのは、すぐ取り入れられそうなアイディアですね。ラーソン・ジュールでは幅、形状、仕上げの異なる白のフレームをたくさん取り扱っています。様々なデザインの白のフレームを使った額装で壁をコーディネートするのも楽しそうです。

 

次回からコラムの新企画、「全国のすてきな額縁店さん紹介」が始まります。
もちろんラーソン・ジュールのスタッフの「フレームのある生活」もまた更新します。どうぞお楽しみに!