COLUMN2020.08.24 UP

額縁屋さんの「フレームのある生活」 | 12

壁に穴を開けず、子どもと楽しむ「フレームのある生活」

ラーソン・ジュール大和本社にはオーダーフレームを製造する工房と商品在庫を保管する倉庫もあります。工房と物流の管理者である宮澤さんは、3LDKのマンションにご夫婦と小学生のお子さん2人の4人で暮らしています。
宮澤さん宅の額縁は主に子ども部屋に飾られているのですが、基本的には額縁をかけるのに釘を使っていないそうです。どのように飾っているのか、詳しく教えてもらいました。

釘を使わなくても掛けられる!

こちらがその子ども部屋です。勉強机の周りにたくさんのフレームが飾られていますが、額は壁ではなく突っ張り棒に渡した網に取り付けられているのがわかります。

構造を見るために額を外した写真も撮っていただきました。網に固定したフックに額縁を吊っていることがよくわかりますね。

お子さん2人の机の間にある、ダーツボードと大きめのフレームが飾られた突っ張り棒と網は、元々セットで販売されていたもので、網を固定するためのパーツも付属していました。「元々はまだ子どもが生まれる前に、家でダーツをやりたいけど壁に穴を開けたくないな、と釘などを使わずに壁掛けする方法を探していたときにホームセンターで見つけたものなんですよ。」

子どもたちそれぞれの個性で自由に飾れる

デスク上の壁面にも同様に突っ張り棒と網が設置されていて、子どもたちが好きなものを飾れるスペースになっています。突っ張り棒も網も実は百円ショップで購入したもの(但し200~300円商品)で、セットではないのでドリルで穴を開けるなど少々手間はかかりましたが、宮澤さんがネジで組み立てました。網のセットさえできれば後は子どもだけでもS字フックなどを使って好きなものを思い思いに飾ることができます。コルクボードとホワイトボードがセットされているのも良いですね。よく見るとフレームだけでなくいろいろなものが吊るされていますよ。

マットだけ付けて飾るのも楽しい

できるだけ壁に釘を打ちたくない宮澤さん。キッチン周りにはお子さんが小さい頃の写真にマットボード(額の中に入れる台紙)だけ付けたものを貼っています。額縁メーカーとしては、できればフレームに入れて飾ってほしいところですが、マットボードだけでも写真を単体で飾るよりはしっかりときれいに飾れるので、アイディアのひとつとしてご紹介します。カウンターの上に飾られているものは飾り切りしたマットに写真を挟んだもので、透明のビニール袋に入れた状態で、繰り返し貼り剥がしできるソフト粘着剤で壁に固定しています。

「マンションの壁は一部がコンクリート製でそもそも釘が打ちにくいし、子ども部屋の場合は特に自由に飾り付けを変えて楽しんでほしかったので、子どもだけでも簡単にできる上に釘穴のできない方法での掛け方にこだわりました。」

壁に穴を開けたくない、という理由で額や絵を飾ることを諦めているご家庭も多いかと思いますが、工夫次第で楽しめる方法はいろいろありそうですね。是非参考にしてみてください!※耐荷重や安全性などは突っ張り棒やフックの説明書をご参照ください。

次回は営業部で営業開発を担当している乾さんのフレームのある生活をご紹介します。シンプルなフレームを数点飾って、その中の絵を入れ替えることでちょっとしたインテリアの雰囲気変えを楽しんでいるそうですよ。どうぞお楽しみに。